工業窯用耐火ケイ酸カルシウム板の施工計画3

工業窯用耐火ケイ酸カルシウム板の施工計画3

耐火ケイ酸カルシウム板は主にセメント産業で使用されています。以下では、セメント窯用耐火ケイ酸カルシウム板の施工において注意すべき事項に焦点を当てます。

耐火ケイ酸カルシウム板

この号では引き続き、石積みについて紹介します。耐火ケイ酸カルシウム板:
6. 耐火ケイ酸カルシウム板の上に耐火キャスタブルを施工する場合は、耐火ケイ酸カルシウム板の湿気や耐火キャスタブルの水分不足を防ぐため、事前に耐火ケイ酸カルシウム板に防水剤を散布してください。窯の上部に使用する耐火ケイ酸カルシウム板の場合、下面から上面に向けて防水剤を散布することが困難なため、施工前に耐火キャスタブルと接する面に防水剤を散布する必要があります。
7. 既に施工済みの耐火珪酸カルシウム板の上に耐火レンガを積む場合、レンガの継ぎ目は必ずずらして重ねてください。隙間がある場合は、接着剤で埋めてください。
8.直立円筒または直線面、直立テーパー面の場合は、施工時は下端を基準とし、下から上に向かって施工するものとする。
9. 石積み完了後、各パーツを丁寧に点検し、隙間や接着不良がある場合は接着剤で埋めてしっかりと接着してください。
10. 耐火ケイ酸カルシウム板は柔軟性に優れているため、伸縮目地を残す必要はありません。支持レンガ板の下部は、耐火ケイ酸カルシウム板と接着剤でしっかりと固定されています。
耐火ケイ酸カルシウム板は、その特殊な特性により、電力、冶金、石油化学、建設、造船などの分野の設備パイプラインに広く使用されており、保温、断熱、防火、遮音の効果が優れています。


投稿日時: 2021年8月2日

技術コンサルティング