ガラス溶解炉に一般的に使用される断熱材1

ガラス溶解炉に一般的に使用される断熱材1

ガラス溶融炉の蓄熱槽に使用される断熱材の目的は、放熱を緩やかにし、省エネと保温効果を実現することです。現在、主に軽量粘土断熱レンガ、アルミナ珪酸塩繊維板、軽量カルシウム珪酸塩板、断熱コーティングの4種類の断熱材が使用されています。

軽量断熱レンガ

1. 軽量粘土断熱レンガ
軽量粘土で作られた断熱層断熱レンガ蓄熱炉の外壁と同時に施工することも、窯の焼成後に施工することも可能です。また、炉の外面に断熱層を追加することで、省エネ効果と断熱効果を高めることもできます。
2. 軽量ケイ酸カルシウム板
軽量珪酸カルシウム板の設置は、再生器外壁の柱間にアングル鋼を間隔をあけて溶接し、アングル鋼間に軽量珪酸カルシウム板を1枚ずつ挿入するもので、厚さは珪酸カルシウム板1層(50mm)とする。
次号では、引き続きガラス溶解炉でよく使われる断熱材についてご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!


投稿日時: 2023年4月19日

技術コンサルティング