トロリー炉は、耐火繊維ライニングが最も多く使用されている炉の種類の一つです。耐火繊維の設置方法は様々です。ここでは、断熱セラミックモジュールの一般的な設置方法をいくつかご紹介します。
1.アンカーを用いた断熱セラミックモジュールの設置方法。
断熱セラミックモジュールは、折りたたみブランケット、アンカー、結束ベルト、保護シートで構成されています。アンカーには、バタフライアンカー、アングルアイアンアンカー、ベンチアンカーなどがあり、これらのアンカーは製造工程で折りたたみモジュールに組み込まれています。
断熱セラミックモジュールの中央に2本の耐熱合金鋼棒を配置し、モジュール全体を支え、炉壁鋼板に溶接されたボルトでモジュールをしっかりと固定します。炉壁鋼板とファイバーモジュールはシームレスに密着し、ファイバーライニング全体は平坦で均一な厚さです。この方法は、シングルブロックの設置と固定を採用しており、個別に分解・交換が可能です。設置と配置は、ずらして配置することも、同一方向に配置することもできます。この方法は、トロリー炉の炉頂と炉壁のモジュール固定に使用できます。
次回は引き続き、断熱セラミックモジュールどうぞお楽しみに!
投稿日時: 2023年3月6日