軽量断熱レンガの特性と用途

軽量断熱レンガの特性と用途

軽量断熱レンガは、通常の耐火レンガと比較して軽量で、内部に微細な気孔が均一に分布し、高い気孔率を有しています。そのため、炉壁からの熱損失が少なく、燃料費の削減につながります。また、軽量レンガは蓄熱量も少ないため、軽量レンガで作られた炉は加熱と冷却が速く、炉のサイクルタイムを短縮できます。軽量断熱耐火レンガは、900℃~1650℃の温度範囲に適しています。

断熱レンガ

の特徴軽量断熱レンガ
1. 熱伝導率が低く、熱容量が低く、不純物含有量が低い
2.高強度、優れた耐熱衝撃性、酸・アルカリ雰囲気下での優れた耐腐食性
3. 高い寸法精度
軽量断熱レンガの応用
1. 各種工業炉の高温表面ライニング材、例えば、焼鈍炉、炭化炉、焼戻し炉、石油精製加熱炉、分解炉、ローラー窯、トンネル窯など。
2.各種工業炉の裏張り断熱材。
3.還元炉。


投稿日時: 2023年4月17日

技術コンサルティング